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冬がやってきた


本日は一日お手入れ。なかなか暴れん坊のイヌツゲの玉づくり。
イヌツゲ、千葉では庭でしか馴染みのない植物だけど、今年家族で行った伊豆大島三原山の噴火後の最前線で低木状の純林を形成する姿を見て、なんとなく真の姿を知った気がする。

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一服中に爆シェア。久留里のええもんいち。家族でいます。何気に初コラボ!!

起こした道標ってなんだっけ?これかな。概要にもありますが、久留里街道(久留里道)は西往還・中往還・東往還と三つあって、西と中往還は五井起点なのでなんだか歴史そのままに久留里を目指す感じで良いですね。
中往還は一番重要な道ですが、市原市内に限って砂取り埋立で無くなっていたり、割とボコスカで、こういうやらかしちゃうのが市原市の残念なところでもある。

ちなみに安房天津からずっと山の尾根伝いに久留里までも行けます。天津愛宕山は良い山でした。そういえば久留里城のすぐ南にある怒田浅間山の浅間祠はぶっ倒れていたので起こしてました。


お昼、近所の国分寺中央公園を散歩。池の水がなくてカイボリかと思ったら、どうやら井戸ポンプの故障だそうです。結果的に良い方向に行きそうですね。


ホトトギスの花は終わり、ほとんどが種を作り始めていました。この辺は早いなぁ。


見られた花。シロヨメナ、シラヤマギク、ヤマハッカ、ノコンギクかユウガギク。


可愛いノブドウの実。食べられないけど飾りたくなる。


遊んだであろう子供達の痕跡。どんぐりは拾われ、ガマの穂が爆裂してた。


国分尼寺跡は休館日でした。正直だーれもこない場所。ふと思ったんですけど、周りのフェンス入らなくないですか??国の史跡でここまでクローズなのはここぐらいな気がする。無料の場所だし、とっぱらったほうがみんなが楽しめる場所になると思います。あと草刈りの時期を暦に合わせて欲しい希望あり。


最後に、国分尼寺政所院跡推定地の空き地へ。
家の近所でタチフウロやスズサイコなどの絶滅危惧種がみられた貴重な草地が鉄塔工事に伴って失われてしまったので、本当に良い植生を残す最後の砦。


一面に転々と花を咲かせるワレモコウと果実期になったナンテンハギ。万葉の頃の景色とよく似ているんではないでしょうか。セイタカアワダチソウとかセイバンモロコシといった外来の植物がここでは割と少数派で、あんまり繁茂しないのが不思議。


エビヅルがもりもり実っていたので一房いただきました。手前に映るのはレンリソウ。葡萄蔓。葡萄(えび)色の語源。一部にウマノスズクサも見られるんですが、花を咲かせたのを一度も見たことがないので、いつか見てみたいです。


ここにもおそらく子供の痕跡が。ルービックキューブに集中する場所なのか??こういう場所が少しでも残って欲しいですね。


作業再開。モズの早贄。


仕上げの頃にははだいぶ暗くなっちゃいましたが、無事に作業終了。

身体的に、冬がきたな〜という変化を感じました。