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松のみどりを食べちゃうの巻


突然ですが、こちらの杉のパルプチップを欲しい方いませんか??

諸事情により大量にあって、保管場所に困っております。
材料自体タダでという訳にはいかないのですが、、がっつりお届けします!
今ぐらいの乾燥した時期と、撒いたばかりの頃は落ち着かず強風で飛んで行ってしまったり、半年ぐらい経って落ち着いても段々分解されてしまうので年ごとに補充も必要。

それでも良いよ!という方がおられましたらメッセージくださいませ!

参考に上の写真は一部事務所に撒いてみた様子です。

チップといえど元は生きていた樹木。
大切に使っていただける方是非。


さて、一昨日から本日まで主にクロマツ(黒松)のお手入れに入らせていただきました。いわゆる松のみどり摘みです。

みどりとは新芽のことを指します。

そういえば青野君(ふるさとの杜をつくる会の長)食ってたし、黒澤さん(ハイパー建築家)が欲しいって言ってたなぁと思い・・。


みどりを食べてみた。

・・なんじゃこりゃ、うまい。

最早、独特の風味のある野菜です。

黒澤さんから聞いて知ったことですが、世界一のレストランと言われるデンマークのあのnomaでも松の新芽は食材として取り上げられているそうです。

想像ですが、自分みたいなパンピーが行ったら、え?これ料理なの?うわ、まず!なにこれ?とかそんな感想しか残らなそうです。
でも食の未来はたしかにこんな所に在るのだろうと思います。

注意:薬剤などが散布されていないこと要確認💀


ちなみに、大きなゴヨウマツ(五葉松)も軽く手を入れ食べてみる。


が、こちらはクソ渋い!

松も色々のようだ。

ちなみに千葉にもゴヨウマツ(ヒメコマツ)が自生していますが、ちょっと特殊な存在であり、県内では最も絶滅が危惧される植物、というか絶滅が確実視されている植物です。

そのあたりは姫小松と摩耶蘭というブログで触れているので興味のある方是非。


有り触れた雑草のアカカタバミ(赤片喰)。
大体ど根性な生え方をしていますが、なんとこちらも食べられます。
かなりパンチが効いていて、というかビックリする味なので食べすぎ注意!

ちょっと摘まんでサラダにしたりなどなど、お試しあれ。


という訳で、お手入れは無事完了いたしました。

下の写真は今が花盛りの植えられているギョリュウバイの一種。
ニュージーランドに自生する木で現地の言葉でマヌカと言います。
そう、あのマヌカハニーのマヌカ。
ミツバチの巣箱を目の前に置きたくなりますね・・。

お客様は特に利用されていないようだけど、今度こそお茶にしてみようと少し枝をいただいてきました。


帰りながら、道沿いですぐに観られるジュウニヒトエ(十二単)とサワオグルマ(沢小車)の花を撮ってきました。

ここは千葉市中央区であり、住宅地に埋もれながら残る山林はもはや里山ではない。
でも、そんな場所でも豊かだった環境をちょっとだけ垣間見せてくれます。
種よどんどん超えて飛んでいけ。



明日は千葉県をはじめ関東では相当天気が荒れるようです。
出来るだけ備えをしてお過ごしくださいませ。

ではまた!