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台風被害確認とその対応のためイドクボンガ。
この日はメムバーである村田さんと二人で作業を行いました。
周りの防風林に守られ、建物は無傷!!
ただ、写真正面にある大きなモクレンが倒れてしまったため、やむを得ず枝降ろし。
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お昼はいつものフェリシアにてカレー。美味し。
昨晩、ようやく停電解消したばかりという大変な状況なのに頭が下がります。
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先日、稲刈りを行った宿の田んぼへ立ち寄りました。
一本柳が堂々と立つ光景は中々グッとくるものがあります。
ただ、他の場所と同様に杉の倒木はひどい状況です。
オモテやウラの違いはあれど、スギ(杉)自体は北海道を除く全国に自生する日本固有の樹木です。
しかし、千葉で現在見られるものはほとんど戦後になって人が植えたもので、それ以前はそっくりそのままアカマツ(赤松)の植林地となっていました。
自生のスギの個体群は現在減少しつつあり、環境省より準絶滅危惧種(NT)の指定を受けています。
過去の写真ですが、富山に住んでいた時に見た自生のスギの写真を下にいくつかのっけます。
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風雪の度合いは考慮しつつ、自生のスギで良く成長したものは大方このようなゴツゴツぐねぐねした姿です。
いずれも沼地であったり、崖地、岩の上などの過酷な環境に観られます。
その理由は競合に弱く、他の樹木が生育できないようなニッチにのみ成長するからです。
今回、台風の被災規模を多くした原因の一つに杉の倒木による電線の切断が挙げられます。
自分が危惧しているのは、木が全て悪者扱いされてしまうのではないかということ。
実際、自分の事務所も枝折れの被害はありましたが、屋敷林は防風垣として母屋を守ってくれましたし、ここイドクボンガでもそうです。
植えた杉はあくまでも植えた杉なので、人間が面倒を見なければ倒れるのは必然、それが実生苗でなければなおのことです。
そのほか、木が倒れたり大きく折れたりというのは、必ず環境的な要因があります。
大切なのはその要因について考えることだと思うので、どうか単純に木を恐れたり、嫌いになったりしないでほしいです。
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というわけで、母屋に倒れ掛かったモクレンを伐りました。
明るくなり、奥行きも生まれました。
ただ、瓦一枚やっちまったぜ!!!
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母屋内では村田さんが床掃除を進めてくれてピカピカに!
目に見える変化は嬉しいし楽しい。
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そんな中、牛久駅方面からこちらへ向かう道の途中の某二名(うち一名はヒルガール襲名)よりヘルプがあり救出へ。
倒木が手つかずで、壊れた鶏舎から鶏たちもお出掛けする有様。
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一応、近隣の方に声掛けOK貰い作業。
こんな道でも、結構みなさん歩かれるんでびっくり。散歩?
ギャラリー(鶏)の声援を受けつつ作業するも、タフにつき車通せるまでは至らず・・。
一応、歩行者や自転車の通行は出来るようになりました。
snsやニュースで盛んに取り上げられる場所は好転しそうな中、こういった道路や孤立した被災家屋の状況が心配になります。
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