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風の草刈り

引き続きのお手入れ。伸びに伸びて3m超えの濃い薮になってしまったアズマネザサ(東根笹)、いわゆるシノダケを伐り出していると、今にも咲きそうなキチジョウソウ(吉祥草)が顔を出しました。

キチジョウソウ

その辺の山でもしょっちゅう見かけるのに、どういうわけか花を咲かせた姿を見たことがありません。
でも庭に植えるとこのように沢山花を付けてくれることがままあり。不思議です。
縁起の良い名前です。

種を膨らませ始めたタカサゴユリを大事にされているようなので、それ以外の伸びた草や笹を借りたい場面。そんな時はこれが大活躍!

じゃーん、鋸鎌(のこがま)です。鋸と鎌の良いところを合わせたような道具です。
昔から使われてきた道具ですが、そんなに大層なものでもなく、その辺のホームセンター等で買えます。

刈った後のようす。写真だと全く伝わりませんね。。ユリは切らずに残しています。
この鋸鎌を使い、ある程度草丈を残し刈ることにより様々な良い面があります。

まず、草丈を残し風を切るような刈り取り作業を何度か繰り返していると、その後の草の伸びが穏やかになります。
刈払機などの機械で刈るとどうしても地際ギリギリでがつーんと刈りますよね、するとどうなるか、植物は素直ですから危機を察知して今まで以上に反発して伸びようとします。
ですが、このちょっとしたアクシデント的な刈られ方だと伸び方はとても穏やかになります。
あと、これは個人の感覚的なものですが、見た目が優しいことです。

やってみると大変でもなく、とても楽しい作業なのでみなさんおためしあれ。

実は、造園家であり大地の再生講座を主宰する矢野さんから教えていただいた作業でもあります。本当かいな~?と思うこともあら不思議、裏打ちされた長年の経験より確かな事実はありません。

大地の再生 結の杜づくり
https://yuinomori.jimdo.com/

今回で二回目のお手入れ、無事終えることができました。
独立早々、ひょこっと声をかけてくれたご縁からこのような機会をいただきました。
本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

米沢の森鶴岡会長から電話がかかってきて気づきました。

米沢の森を考える会 宿谷津 米作り

明後日は新米を食べる日です!
天候が優れない予報なので、谷津入口にある長栄寺本堂で行うそうです。
近くのトンボ池まで散歩もあるかも??ご興味のある方是非~。
自分はご飯だけ食べに行きます笑

9月の稲刈りの様子をいくつかビギダ。
毎年元気に活動しているので、今年来れなかった方も来年ぜひ来てください~。

実家(酒屋です)の前につくった花壇?は今年でこれだけもりもりに。
息子がいつの間にか仕込んだクヌギ(椚)、どんぐりからあっちゅーまに大きくなりました。コナラ(小楢)はそーでもないです。のんびり。

ではまた明日。読んでいただきありがとうございました。