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我が家の庭

本日は現場仕事はお休み。

使った道具のメンテナンスと明日の手入れ道具の準備をしに事務所へ。

今年は梅も柿も収穫できずじまいでした。
去年一昨年と作った梅シロップと柿酢はまだまだ沢山あるんですが、何か新しいことやってみたかったなぁ。
背後のアラカシとアカガシの防風垣。この前の台風の潮風に晒されて葉っぱが落ち、さっぱりと明るくなりました。

ツワブキ

ツワブキが咲きました。
色が少ない冬の庭でも良く咲き、丈夫なので下草として重宝します。
ただし、本来自生する場所は海岸の崖やその林縁林内などです。人の手がが入る庭ではよく育ちますが、内陸の林や草地などに植えると他の植物との競合に負け消えてしまいます。
無闇に葉っぱをテカテカさせているわけではありませぬ。

フシネハナカタバミの花畑を行くハラビロカマキリ。

イモカタバミと普通呼ばれます。戦後に南アメリカより持ち込まれ野生化した帰化種。

ヒカゲツツジ

嫁に行かずじまいで仮植中のヒカゲツツジは花芽をつけてます。
千葉県においてヒカゲツツジはとても悲しい歴史があります。
房総丘陵を中心にもともと自生しており、キヨスミミツバツツジとともに房総の植生の豊かさを示してくれる存在でした。
しかし、80年代ごろから庭木として扱うため次から次へと山から掘り出されはじめ、荷台いっぱいに積んだトラックが林道を何度も走っていたといいます。崖に生えるものでさえザイルを使って下降して掘り出し、気づいたころには一本も無くなっていたというわけです。
現在は厳重に保護された中でわずかに生き残ったものがいるばかりです。
ちなみに庭木として楽しむぐらいなら、挿し木で簡単に増えますし、実生から育てることも可能です。なんでこんなことになってしまったのでしょうか。

結局置いたままの土壁はだんだん貫禄が出てきました。。

米沢の森を考える会として管理させてもらってる近所の森を少し覗いてきました。

カントウカンアオイ

地面に埋もれるように咲くカントウカンアオイの花。
房総丘陵が三浦半島と陸続きの島だったころからじわじわ北進して今ここです。

自宅に作った小さな池?たちのようす。好気性抜群。

どれも旺盛に生育し、冬支度を始めました。
ムジナモとガシャモクはついに花を咲かせなかった。。

ガガブタ
イヌタヌキモ
イヌタヌキモ

以前の写真です。ガガブタは良く咲き、イヌタヌキモは一本(!)だけ花をつけました。
どちらもどんどん子株が増えるので、欲しい方いたら差し上げます。

ヒシ

おまけ。今年も宇宙船みたいなこやつが水中に沈んでいました。

では。

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コメント: 4
  • #1

    タイムリー (火曜日, 23 10月 2018 08:31)

    ラジオで聞きました。ヒシクイの好物の菱の実ですか?菱型の由来もこの実だと。

  • #2

    たけだや (火曜日, 23 10月 2018 22:16)

    タイムリー様?
    その通りです、ヒシの実です。
    でも、鳥には疎いのでヒシクイという鳥を今初めて知りました。

  • #3

    沼太郎 (金曜日, 26 10月 2018 02:08)

    http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/od/a1_1.html
    NHKラジオ深夜便聞き逃しサービスです。
    「がんもどき」って鳥のガンが由来。

  • #4

    たけだや (金曜日, 26 10月 2018 17:34)

    コメントありがとうございます。
    上のURLではダメだったのですが、下記で聴きました。
    https://www.nhk.or.jp/shinyabin/k1.html
    沼太郎とは愛称なんですね。がんもどきの由来には驚きました。
    鳥も面白そうです、残念ながら千葉では見られないようですが、機会があれば見に行きたいです。