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天牛と鍬形


完全にお岩さん状態で一日の始まり。

午前中は、青野君主宰のふるさとの杜を創る会お手伝いに木更津へ。
以前のブログ里山と築山もご参照願います。

 


作業前に少し林内を歩きました。

写真は菌糸まみれで昇天されていたカミキリムシの仲間。

どうやらこれは糸状菌というカビの一種で、冬虫夏草のように子実体(きのこ)をつくる子嚢菌とはまた違うらしいです。


冬虫夏草と言えば、今年はトタテグモに生えたクモタケを事務所でたくさん見かけました。
ちなみに、カミキリムシに生えるものはまだ確認されていないそうです。


こちらはきのこ。
食べられるキクラゲの仲間ですね。
キノコ詳しい人に一度色々と教わりたい、と思い続けてはや幾年月・・。


小さな棚田跡が連なる小さな沢の源頭付近。
あんまり気になるものはなく、アブラガヤ(油茅)が一株。


結構水量豊富なとある湧水点。
勧められて飲んでみたら美味しい水でした。


サラシナショウマ(晒菜升麻)は花茎を伸ばしつつあり、翅がぼろぼろのムラサキシジミを観てもうすぐ秋だな~なんて思いました。


広大なフィ―ルドを管理するのは大変そうだけど、可能な限りお手伝いに行こうと思います。
沢山のひとが森に興味を持ってくれるきっかけになれば良いですね。


夕方、近所の湿地を散歩してきました。

タコノアシが蛸の脚らしくなるようすがありました。
秋の花々咲くようすはこれからです。


思い切って太郎(オオクワガタ)の住処の模様替え。
普段はなかなか観ることすらできない太郎を手に取るの図。

後ろに二匹写っている♀×2は今年生まれた太郎の子供たちです。


幼虫時代の食痕。もっと良いもの食わせてあげたい。。

そして作業完了。

若干邪道ですが、腐葉土の代わりに川砂入れてます。
密閉された飼育環境となると、これが一番良いんではないかと思います。

ではまた~。