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徒然ならない


午前中に北国分寺台にてサッとお手入れというか強剪定。梅。手が届く範囲まで小さくしてほしいというご要望にお応え。ほとんど実がならないそうなので、きっかけで実がなると良いですねぇ。


月末なのであれやこれやと動きつつ、事務所に片付けに行ったらばキリが・・。仮植していたヒメシャラやソヨゴも巻き込んでバタン。


キリが身近にある人はよくご存知だと思うんですけど、ちょっとした風で大きな枝がボキボキ折れるデリケートな木であり、一方でそんな性質ゆえに幹からの萌芽力が強い木でもあります。2019年のあの台風の時は隣の大きなケヤキとともに大きな枝が全て折れ、主幹を残して棒状になりました。下の写真は今回玉切りしたその折れたてっぺんの部分。その時も毎日日記を書いていたのですが、流石にこの時は危機的状況ゆえに途切れたなぁ。台風の被害についてにて振り返れます。いろんな方に助けていただきました。


根っこあたりが元々空洞になっていて径も大きく、自重に耐えきれずボキッと行ってしまったようです。キリの樹冠がなくなりギャップが生まれて空が見える。


実は、昨年からこうなる予感はしていました。どこかに書いたような気がしますが、毎年花を咲かせてたくさん落とされるものの老木ゆえか一本も芽が出なかった種子、それが昨年に突如5株ほど成長して、ご覧のように育ち始めたのです。不思議に思いながらそのまんま成長させています。もしかしたら親木は悟って相応の情報を込めた種を散布させたのかもしれません。


嫁入り道具の桐箪笥や皇室及び総理大臣の桐花紋章などなど、古くから珍重及び神聖視されてきた木でもあります。建材としては高級品。早速欲しいという方が現れてくれて嬉しい。命は絶えつつ新しく生まれ変わる姿を楽しみにしています。


キリの背後はかつて杉の植林地でしたが、そのほとんどが枯れ、実生からどんどん増えたムクロジが純林チックに高木層を形成しています。実もたくさん落ちている。昨日の日記で触れたエゴの実と同じく果肉にサポニンを多量に含むため、古くから洗濯に使われてきました。ちょっと傷つけてネットに入れて洗濯機に投入するとよく泡立ち、天然の洗剤として使えます。ちなみに種部分は羽子板のハネの真っ黒い玉として使われています。正月が来るのあっという間だろうなぁ。


栗も全開。拾っているそばからバサバサと落ちてきます。頭にイガグリが落ちてくるとめちゃくちゃ痛いから気をつけましょう。これでバケツ一杯分ぐらい。


作業はまた後日に行うとしてゴヰチカへ。DJ Foominさんから#タワパのフライヤーをいただきました。祝ふっかつ。今回は北海道ローカルのこちらのR&Bシンガーソングライターをプッシュ。先日のNuts Partyも大成功だったようで、続けてこちらも楽しみです。

 

#タワパ
https://www.tawapa.jp


コロナ渦においてイベントができない中で何度か行った配信企画GOIN' ON。+αのイベントとして、また何かできたらと思います。頼む、右田パイセン。


そんな中で本日はノイ!のTシャツが眩しいさーやさんによるお店が展開中。音楽って素晴らしい。こちらのアクセサリにFoominさんも感激されておりました。さーやさんは隔週もしくは週一ぐらいでお店に立つ予定です。


秋。新入荷。明日はわたくすが13時よりお店にいます。


なんということでしょう。こちらのカセットもご好意で入荷できるようです。カセットでなければいけない作品、豊平区民とさうすまうぅんによるスプリット。霧の中の札幌北海道。音楽って素晴らしい(二回目)。