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鉄引草と蓆


事務所にて眩しい新緑。写真は栗と柿です。
ちなみに柿の若葉は美味しいです。何とお茶にもできるそうですよ!


先日の手入れで出た黒松の新芽をちみちみと集めていました。
自分でも少し料理してみるし、欲しがっている某K氏に差し上げます。

ネットでレシピを調べると塩漬けぐらいしか出てこないけど、、ミキサーでジュースとか作れませんかね??いや本当に美味しいんで・・。


ちなみに、葉もマルチングとして使います。
焚き付け用の小葉にも使えるし、無駄なものは一切なし!なのが植木屋さんの良いところ。


帰宅後、少し散歩してきました。
草原→湿地と素晴らしいところ。

写真は花を咲かせたアマドコロ(甘野老)
食べて良し、お茶にして良し。


クサボケ(草木瓜)とワラビ(蕨)の群生。
意外と大きいクサボケの果実はお酒に、ワラビは保存食として言わずもがな。


何度も来ているのに、フデリンドウ(筆竜胆)も群生していることに初めて気づきました。


更に、フデリンドウを撮っていると手前にカナビキソウ(鉄引草)が小さな花を咲かせていることにも気づく(ピント合っておらずすみません)。

カナビキソウは光合成でも栄養を作るけど、他の植物の根に寄生して栄養をとる半寄生植物です。
たくましい生存戦略を知るとともに、寄生植物が観られる環境は素晴らしい環境であることの裏付けでもあるのでちょっと嬉しい。


草原から降ってハンノキ(榛)が茂る湿地を歩いてきました。

ちょうど手前のたんぼ(三年前に放棄)の地主の方がおり少し話す。


「もう誰も山を管理できないんだから谷も埋めちゃって有効活用すれば良いんだよ」

 

というお話を聞き、苦労を知らない&当事者でもない自分は反論も出来ず、なるほどとしか言えなかった・・。
奥の湿地の景色を観て、綺麗だ~とかそんな気持ちにもならないのかな。

ここの価値を沢山の人に知ってもらうにはどうしたら良いんだろう。

市街地に残る希少な自然として価値のある場所だと思います。


以前お手入れさせていただいたお客様より、むしろ(蓆)をいただきました!
もう10年以上使っていなかったそうです。
ありがたく、色々と使わせていただきます~。


前々回の日記で書いたギョリュウバイ(マヌカ)。
乾燥させた物を息子とちみちみ、花と葉を摘みお茶にしてみました。

うーむ、ちょっと苦いけど美味しいような・・何とも言えない味。
いつかは新芽だけでお茶を作ってみよう。


日本のメロディックなパンク(否、メロコア)で好きなバンドは?と聞かれれば、navelとしか答えようがない。
そんなことより、この動画にVOX CASSETTE STOREが「いい!いいなあ!涙」とコメントしていてキュンとしたし、俺も泣きました笑。still june。
いつかはおいらも素敵なカセットテープ屋さんになり隊。

ではまた!!