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房総のやまあるき


良い天気。ひたすら追い続ける房総のやまあるきにやってきました。こちらはJR内房線の岩井駅前。何がなんであろうと富山。今日は行かないけど。


まず訪れた木ノ根峠。古くから要衝であり難路として知られた山越の道。房州低名山。百名山ならぬ低(ひく)名山。石仏に囲まれる中ツワブキの花が咲いてました。


少し進むと冷水ピーク。冷たいお茶でも出たんでしょうか。素晴らしい展望でした。岩井海岸、浮島から岩井袋浅間山、天満山と富士山とのコントラスト。


コースのメインとなる不入斗山はなかなかの岩陵で険しい。ちなみにいりやまずは地名でもあちこちにありますが、倣えば免租地だったということでしょうか。


山頂は大きな岩の突端という感じで空が視界いっぱいに広がっていました。富士山の右側には南アルプスも見えてますね。この後立ち寄る女夫石もそうですが、あたりは原始的な磐座信仰があったと思われ、神気溢れるところでした。下の写真は山頂で咲いていたリュウノウギク。

房総山岳志 房総のやまあるき 房州低名山


今回の山行はこんな感じです。参考に登場する山本はこれら。どれも非常に面白い本です。以前は近所の本屋でも買えましたが、だんだんと希少本になってしまいました。房総山岳志に至っては、ネットで8万円〜10万円となってしまっているので、再販してもう少し手に入りやすい値段になると、千葉の山の良さも伝わるんではないかと思います。


午後は事務所で作業。買って仮植していた木の根本からキチジョウソウが生えてきて、見たら花を咲かせていました。いいことあるかな〜。


意外にもeastern youthを聴くのだと知った。今日はこんな日でしたな。雲は一つも見当たらなかったけど。