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葦と松葉蘭


お手入れの予定でしたが、結構悩んで延期といたしました。

というのも、外は晴れ間もある穏やかな天気で、予報も曇り。
でもでも、正直これはアテにならず、某お天気アプリの雲の動きを見て判断。
過去から現在まで雲の動きや沸き立ち方を観られるので本当に便利です。


案の定、9時過ぎから夕方まで雨風強く大荒れでした。

 


夕方、嫁ちゃん迎えに行く前に国分寺中央公園へ。
下の写真は侵略的外来種として厄介なウシガエルの幼体。


循環させている割にやたらと良い水環境だなと思っていた池です。

今更気づきましたが、自然湧水があちこちにあるんですね!


実家の武田屋商店近くはかつて谷津田の底だった所。
公園での湧水の様子をみて色々思う所があり写真撮りました。

街路樹の足元にはアシ(葦)が生えていて、名残を感じさせます。


アパートの擁壁やコンクリートブロックの土留め。

抑えられつつも常に水がしみ出す状況となっています。


中心に、アップ気味の比較地図(クリックで拡大します)。

国分寺中央公園の池がある場所も元は小さな谷津の一部だったことが解ります。
自分の生まれ育った場所は、120年前どんな景色だったのでしょうか。


道路と電柱のわずかな隙間に生えマツバラン(松葉蘭)。
シダ植物の中でも原始的な姿を留めており、太古の地球で植物が上陸する様子を偲ばせる生きた化石です。

一応、環境省より準絶滅危惧(NT)に指定され、千葉県では絶滅危惧ⅠA類に当たる最重要保護生物となっています。

夜、植栽工事依頼の打ち合わせに伺わせていただき、本日のお仕事は終了。

また明日頑張ろう。

ではまた~。