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紫式部と石蕗


毎年ご依頼をいただく近所のお手入れへ。
作業前と、雨で待機中な途中の写真。


ヤマグワの枝を切るとドバドバと出る乳液。アルカロイドを含んでいて多くの虫を避ける効果があるようですが、あの蚕だけはへっちゃらなんだそうな。


ゴージャスな椿の花と、棘が凄いが実つきも凄いピラカンサ。
いよいよ冬が近づく感。


お昼に近くを少し散歩。自分が子供の頃、こういう谷津沿いの斜面林が近くにあって、よく探検に行ったのだけど、今はすっかり宅地になってしまいました。
ここではムラサキシキブの実とツワブキの花が目立ちました。なんとなく大昔は海が近かったことを思い起こさせます。

ちなみにムラサキシキブによく似たヤブムラサキは葉っぱに毛があり、よく庭に植えられていてムラサキシキブの名で出回る実つきが良い小低木はコムラサキという湿地に生える希少種です。


アカガシが林立する小さな林とどんぐり。アカガシはこの辺りでは珍しく、房総丘陵の核心部で、モミやツガとともに尾根の極相植生を構成するので、意外な奥深さも感じさせてくれます。


もう一つ、乾燥化も進み、植生が崩壊しつつある中でようやく見つけた原風景。


ぐるっとお手入作業は無事に完了しました。来るたびにいつも綺麗なお庭。日頃から庭にちょっと目を配るってことは生きる力を守ることでもありますな。また来年もぜひよろしくお願いいたします。


庭で採れた柿いただいた〜。