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水辺と田字草


葛西臨海公園へ行ってきました!
割と昔っから個人的な癒しスポットでもあります。

東京都立葛西臨海公園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index026.html


まずは水族園へ。

カツヲ。


マグロ。でけー。

 

大きな水槽の景色はなかなか圧倒されますね。


以前に家族で来た時は息子がまだ赤ちゃんの時、ベビーカーを押して歩きました。
ちゃんと車いすやベビーカー用のバックヤードルートがあって、よくできているな~と思った記憶。


かれこれ、妖怪or水の生きものの虜になっている息子は色々と教えてくれる。
上の写真は魚なのに水が苦手というヤセタマカエルウオ。
将来は水族館の飼育員になりたいそうです。いいな~。


淡水の生きものエリアの田んぼにて生えていたデンジソウ。

かつては手に負えないほどの水田雑草だったそうですが、農薬の影響や耕作方法の変化に伴い、各地で姿を消しているシダ植物。
市原市にも一か所だけ自生地が残りますが、既に開発が決まっているようで、間もなく市原市から姿を消してしまう植物の一つ。無力。


磯の再現含め、滝や早瀬の造作など、造園的に見てもとても面白い。
メンテナンスが必要で、あえて変化のしないような展示だけど、これが年ごとに変化するような展示だともっと面白いかもしれません。


水槽を見る人はたくさんいても、こちらを見る人はいない。
たぶん、この水族園が大きく伝えたいことの一つ。私も同じ気持ち。
クリックで拡大します。


単なる公園としてでなく、どういうかたちでものが存在していて、それらがどうつながっているか、意識して見ると楽しいかもしれません。楽しくなると更に色々と見えてきて、見えてくると今度は見えすぎて、なんというか心に負うダメージも大きくなりますが・・。


人工的に作られた海、西渚には砂浜も作られ、橋を渡って行くことが出来ます。


こちらは鳥類園。ウォッチングセンターは現在閉鎖中、観察会などは定期的に催されている模様。


結構広い面積に広がる湿地と沼地。
親子で生き物の生態を観察されている姿も多かったです。


この鳥類園は東京オリンピックのカヌー競技場として丸ごと解体され整備される予定でしたが、各方面から反対の声が上がったことにより計画は白紙となりました。

生き物のゆりかごとなる環境は末永く残っていって欲しいです。

 

葛西東渚・鳥類園友の会
https://kasaibird.moo.jp