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浜松DAY5


2日ぐらい歩ければ良いな、と思っていた山歩きもなんと四日連続。まずは、以前にも訪れた富幕山に登りました。


林業が盛んな地ゆえ、杉や檜の植林地がほとんどの中、たまに自然林があるとそこは千葉では数少ないアカマツの純林が多く、その中でわずかにモミがみられました。千葉では逆に尾根筋に多い樹木だけど、こちらではほとんど失われてしまったようです。


今回の山行でたどり着いた浅間山。山頂には古い石仏や祠などがずらっと並ぶ。あたりの山を歩いて思うのは、これも千葉山と比べてですが、こういった歴史の遺物が量も種類もかなり少ないということ。歴史的に見れば長い間苛烈を極めた地であるので、そんな時代を経てきた中で失われたものも多いのかなと感じました。


山を降りて里歩き。ここに限らず、四日間歩けるだけ歩いてみて、どこも除草剤が使われた形跡が見られないことに驚きました。環境への負荷を意識しているのか、心の持ちようなのか、よくわかりませんが素晴らしいことだと思います。わたくすの地元市原市は世界に一番近い里山なる広告が打たれています、悲しいかな世界に一番近い失われつつある里山だと思います。里山がめちゃくちゃ好きだからこそ言うけど。除草剤は物理的なほんの一要素で、道具も顔も、なんだか人の心から中身がポタポタと漏れていっているような、そんな苦しさ。その辺りはナレーションしている方が一番わかっていて、なんとかしたい気持ちでいるのではと思ってしまう。


最後に数多くの文化財を所蔵する方広寺を訪れました。本堂裏にある羅漢の庭。庭としてはそんなに面白いものではありませんが、中根金作に師事した方の作庭だそうです。

参考に。一般的な道ではないところも通っているので注意。


先生は魚の骨はもちろん、エビやカニの殻をバリバリ食べてしまうので、親ながら相当やべー奴だと思っている。なんで食べられるの??


でもこういう遊びはやらない。楽しいからやればいいのに〜。わたくすはけん玉ちょっと上手くなった気がする。