· 

虫こぶという小宇宙


本日は、Roots白井典子さんのお手伝いでした。
主に自分はカシやモミジなどの高木の剪定作業を進める。

いつもとは違い、荷台に積んだ枝葉がフローラル&フラグメント!


門前にあるヤマボウシ(山法師)とエゴノキ(野茉莉)

下の写真はエゴの若い果実ですが、有毒であるため要注意です。
一方、ムクロジの果実のようにサポニンを多く含むため、昔は洗濯時の洗剤として重宝したのだそうな。


そんなエゴについていたこれ。

お施主さまがとても不思議がってて、ぱっと見て虫こぶだと思いました。

ちなみに虫こぶは、虫等の寄生生物の影響により植物体が異常に変形したものです。

パカッと割ってみると、案の定アブラムシがぶわ~んと・・。

自分も深く知らなかったので調べてみると、独特の形から猫の足に例えてエゴノネコアシと呼ぶんだそう。
で、このアブラムシはそのまんまエゴノネコアシアブラムシという種類だそうな。

エゴノキの虫こぶで成長したこのアブラムシはイネ科の雑草であるアシボソ(脚細)に移動し、産卵期になると再びエゴに卵を産むという摩訶不思議な生活史。面白いですね~。


ゴマダラさんには去っていただきつつ・・、作業は無事終了と相成りました。


勿論、白井さん(ご主人)もバリバリと庭作業。

古民家のイドクボンガの計画を色々と引っ張っていただいてます!
そして、自分も長い間気づかずでしたが、本業は画家です!笑

直近では、蛇と蘭というブログに書いた展示にて度肝を抜かれた次第です。

今後ともよろしくお願いいたします~。


曇っていたけど、久しぶりにカラッとした気候でしたね。

明日より庭工事再開です。
天気よ持ってくれ~。


とても悲しいお知らせです。

 

ついに太郎(ノコギリクワガタ)が死んでしまいました。

昨年の7月、息子が近所のコンビニのおばちゃんから貰ってきてからまるまる一年。
普通、成虫になってからの寿命は3か月足らずの生きものなのに、とっても長生きでした。

土に埋めて弔おうとも思ったけど、立派な姿を残したく標本にすることにしました。
ちょいと先生には難しい作業なので自分が作ります。

大事にしてくれるといいな。

ではまた~。