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白砂と城山


椎津城跡の整備作業のお手伝いへ行ってきました。
写真は市原の城郭ではお馴染みの地味~な標柱(拡大します)。

お誘いいただいた、みらいseeds(椎津川水系と里山を愛する会)の平野さん、市役所のKさんありがとうございます~。


先日、市の文化財から県の文化財となったそうです!めでたい!

薮薮かつほぼ私有地で、立ち入り禁止状態だったころから何度となく訪れている場所でもあります。
奇祭の椎津のカラダミや、規模の大きさが解る近隣の地形などを見ても、素晴らしい歴史がある場所だと思います。

フェイスブックやインスタの投稿ですが、ご参考までにどうぞ。

椎津城など

椎津のカラダミ・じゃらぼこ


有り合わせの竹で手すり作ったり、植物を調べてほしいとのことで簡単な調査・撮影なんかを行いました。

上の写真は大手になるそうですが、地形見る限り反対側だと思ってました(本当に?)

下の写真は一の堀および土塁があったところ。
何故か植生はかなり貧弱、土塁や堀を復活させて林縁の管理を行えば環境ポテンシャルは大幅に向上すると思います。


段郭形状の田んぼ。
後世の改変によるものかは解らず。

辺りは要害台、五霊台、外郭などの特徴的な古地名の字が残ります。
主郭辺りはまさに椎津字城山。


色々とお話を聞く中で、数だけはどこにも負けない市原の城址がクローズアップされない理由がわかりました。
それは、城址があるのは判明しても、築城者が不明だったりと、文献などの資料がほとんど見つかっていないことが原因のようです。

逆をいえば、それだけ謎解きの楽しみが沢山眠っているということですね。

大したお手伝いも出来ずじまいでしたが、みなさんお疲れ様でした~。
環境向上のために、また是非参加したいと思います。


その後、打ち合わせで神奈川県は平塚市。
正面に見える山は高麗山。

以前、登った様子はいきなりマウンテンご参照。


30分ほど早く着いてしまったので、少し散歩しました。

ん?金目川、花水川どっちが正しいんだ?


静かな砂浜にて、先日書いた海と川をつなぐ場所でも載せたハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマボウフウなどの花がみられました。


たぶん、自然に発芽したと思われるハマユウ(ハマオモト)の群落。

ハマユウについては新年早々にかいたヤシの実の旅というブログに登場しているのでよろしければ。


海岸林にて高木層を作るクロマツ(黒松)の純林と、下層で優先していたトベラ(扉)が咲かせていた花。


という訳で、最終の打ち合わせが無事終わりました。
間もなく工事に入らせていただきます、よろしくお願いいたします。

ではまた~。