山法師と介殻虫

以前、木柵工事をさせていただいたT様お庭のお手入れでした。

バラも成長して、木柵は更に馴染んできました。
季節ごとにどんな姿になるか気になり、訪れるのが楽しいお庭です。

葉が茂り、暗くなってきてしまったということで初めてご依頼いただきました。
できるだけ、自然な樹形ですっきりと。

ヤマボウシ（山法師）の樹冠の中より一枚。
足元にはサラシナショウマなど、半日影を好む下草が植えられています。

剪定した枝に咲いていたヤマボウシの花。

山を歩いていて良く出会う木だけど、真上を向いて咲く花のため、あまり観る機会がない姿です。
手ごろな枝をひとつ、Ｔ様に活けてもらいました。

コブシ（辛夷）の枝についていたヒモワタカイガラムシ。
白いドーナツ状のものは卵嚢みたいです。

こう見えて昆虫だという事実が面白すぎます。
自然は不思議がいっぱいです。

追加で梅やエゴも手を入れ、無事終了と相成りました。

風が通るようすも見えるようになり、心地よくなりました。
とても喜んでいただき嬉しかったです～。

また是非よろしくお願いいたします。

早めに帰宅したのでガシャモクとガマの水鉢の観察。
ガシャモクは地味な植物ですけど、葉脈の美しさに惚れます。
花を咲かせ、種を取ることが目標です。
もはや風前の灯となった命の繋がりを絶やさぬために・・。

参考に、希少な植物etcご参照。

ここのところの気温の上昇でムジナモやガガブタもグッと成長しました。
早速、メダカの赤ちゃんが食べられて（？）しまい複雑な気分ですが・・。

どちらも種が取れるまで頑張って育てようと思います。

昨日より断然暑かった一日でした。

本格的に夏が来ると、植木屋さんはＨＰが限りなく0に近づくので、今のうちテンションあげていくぞ！

ではまた～。

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