 
    
    今日から二日間ぶんぞう(株)文さんのお手伝い。
    千葉市美浜区にある商業施設の植栽お手入れでした。
 
    
    生垣として植栽されていたネズミモチ(鼠黐)。
    改めて庭木として接してみると、実付きが良くて山で見る様子とはだいぶ違います。
    
    名前の由来は気にしたこともなかったけど、写真の果実がネズミの糞に似ていることと、葉がモチノキの葉に似ているから、という元も子もない理由でした・・。
    
    作業中トラック運転のお姉さんに「実をもらってもいいですか?」と声をかけられました。
    理由を聞くと、リース作りに使うそうです。なるほど。
 
    
    一服中。
    
    大して面白くない写真ですみません・・。
また、植え込みの中に様々な実生が見られる事に気づき、お昼に写真撮ってきました。
 
    
 
    
ハマヒサカキ(浜姫榊)。下は成長した個体の花。果実もみられました。
 
    
 
    
トベラ(扉)。下は成木に見られた果実。
 
    
たぶんヤマモモ(山桃)の実生。
 
    
    マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)の花と果実。
    
    いずれも植栽されたものから増えたものと思われますが、これらは今も千葉県の海岸林を構成する主要な樹種であります。強い。
    今と昔の同じ場所の見比べ(クリックで拡大します)
    
    近辺では開発や埋め立てが進み、天然の海岸林はほぼ失われています。
    ただ、一か所だけ林の面影を残す場所が残っているのをご存知でしょうか?
真ん中あたり(クリックで拡大します)
    
    幕張にある、馬加康胤(まくわりやすたね)の五輪塔が建つ憧(堂)の山です。
    高木層を形成する主な樹種はタブ、ヤブツバキ、トベラ、ヤブニッケイ、モチノキなど。
    東京湾内湾に残された貴重な森です。
 
    
    コンクリートとアスファルトのわずかな隙間で成長するネズミモチ。
    
    ド根性ですね。自分もがんばろ。
 
    
ふと観たくなりました。
    
    ほいで今日はこれ聴きながら眠りにつきます。
    
    
    コトリンゴ
    kotringo.net
    
    では。



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