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植木屋さんはだいたい

 

引き続き、袖ケ浦市の庭工事です。今日は園路の洗い出し仕上げを進めました。配合は秘密です。知りたければ教えてあげる。


人によってやり方は違いますが、私はスポンジを使って三回拭き取ります。良い風合いになりました。洗い出しの良いところは時間の経過が美しいところ。3年ぐらい経つと本領を発揮します。ちなみに、植木屋さんは外構仕事はもちろん、大工仕事も左官仕事もしますが、どれもがちょっと気の抜けた感じでだいたいになります。そのだいたいが素晴らしい(構造自体はしっかりしてます)。植木屋さん文化の根っこだと思ってます。


アプローチの房州石を仮で据えてみて、不要な材料を片付けて少し早めにあがり。ビリ砂利が結構余ってしまった。どなたかいりませんか??出来心で作ってしまったあの灰色の人も。


事務所にて親方である松浦さんと合流。不要になった石材とかをドカドカとおろす。松浦さんは第二の人生として種子島(!)へ引っ越してしまうので寂しい。三浦半島で産出されてきた鎌倉石は房州石とほぼ同じ組成の石だけど、こっちの方が古材としてはるかに重宝されている。ブランド力。


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