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身近な自然と山栗と葡萄蔓


用事でゴヰチカへ向かう途中、たまたまチャチャ。京葉画廊のオーナーであるたいちくんのお店です。たいちくん自身の拠点は他市へ移っちゃうかもですが、この花壇に今後木を植えるのでちょっと確認。


前日、四宮さんが貼っていってくれたようでドーンとポスター。16(日)は白塗り化粧体験、翌17(月)は恒例のお抹茶体験となるそうです。


それぞれチラシを拝借したのでアップ(クリックで拡大します)。詳しくは四宮さんのinstagramへ!※真ん中の画像は某EDO村から拝借しました🙏

Miyuki Shimiya

https://www.instagram.com/miyukishimiya


ちなみに、16(日)は恒例の五井朝市に続いて二回目の梨の木市が開催されるそうです。場所はゴヰチカから徒歩3分の梨の木公園にて。なんやかんや忙しくてまだ行けていない祝オープン!なニュー権七も出店する。仮装していくといいことがあるそうなので、役者顔に変身しつつ是非。デーモン小暮閣下ぐらいにもできるそうです・・どうですか。私はチャーハン大食い大会に参加したい。詳しくはこれまたそれぞれのinstagram参照願います。

gonshichi
https://www.instagram.com/gonshichi_vintage_clothing

五井朝市
https://www.instagram.com/goodmorninggoi


さてゴヰチカ。インド古典音楽を昇華し続けるモジュラー仙女ことArushi Jainのカセットがsold out。20年先ぐらいに注目されているべきアーティスト。


入荷もいくつか。また無茶なリリースのいぬん堂からのゲロゲリゲゲゲ。21日発売。CDです。帯の文言が鮮烈である。ちなみにいぬん堂の拠点は同じ千葉県の市原市とよく間違われる市長の不祥事がすごい市川市。ゲロい。ちなみにいぬん堂社長がやっていたコケシドールというミチロウ(故人)コピーバンドが好きでした。ここに載せるのは人として何かを疑われかねないので割愛。気になる人はYouTubeとかで調べてみてください。好きな曲は「遠藤さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」です。


変わって爽やかな1本。Yu Owadaの初カセット作品。昨日日記にあげたぴったんくんがドラムを担当するWinklicksというバンドで以前ゴヰチカでライブやりましたね。リリースおめでとうございます!Cassette Store Day参加作品。


もう一つ。東京⇄台湾の大浪漫唱片よりタイはチェンマイで活動するEcho Resortのカセット。東アジアのインディーシーンの勢いはすごい。欧米に割って入ろうかという。


雨ゆえに本日から作業予定の現場は延期。少し息抜きに近所を散歩してきました。ワレモコウでミッチミチの草っぱら。でも花はなし。駐車場工事で消えたツリガネニンジンの姿もなし。


繁茂するセイタカアワダチソウ。日本には割と最近やってきた北米原産の草本でこの季節はあちこちで出会うこの姿。よーく見るととても綺麗な花がたくさん集まっています。先日の日記にあげたアキノキリンソウと同じくアキノキリンソウ属なので、近い仲間であることを感じます。


谷津へ降りれば不法投棄された粗大ゴミを覆うように繁茂するキツリフネの群落。道だったところにもよく生えてきています。本来は山地に多く千葉ではやや稀で絶滅危惧種となっています。水に浸かるような湿地の中心部よりかはやや上の湿ったあたりにみられることが多い。


古いハンノキ林となる湿地にはツリフネソウの花が一面にどこまでも咲いている様子。雨が降っていてミゾソバの花は閉じているし、腕的にも写真はいまいちですが、実際に見ればなかなか圧倒される光景です。晴れていたら尚更。個人的には市原市のどこよりも感銘を受ける景色と思います。


そのまんま林縁観察。咲き残っていたキンミズヒキの花と紅葉し始めたタカトウダイ。


ウヒョー栗拾い放題。ちっさいですが、どんな栽培品種よりも美味しいのがこのヤマグリの実。古来より日本人が主食としてきたもの。


タイアザミとノハラアザミ。アザミの仲間は種類が多くて奥が深い。千葉でいつか出逢いたいのは湿地に生えるキセルアザミと未だに枯れた姿しか出会ったことがないオヤマボクチ。近年、某所でモリアザミの自生が確認されたりもしました。


ヤマハッカとノダケの花。あるところではよくみられる植物ですが、ここでは少数。環境は少しずつ悪くなっているのかもしれません。


丘陵地の林縁に見られることが多いキバナアキギリ。この辺りは海も近くなる平地際ゆえ、開発も進んでいることから、かつての環境をぼんやりと示してくれる貴重な存在なのではないかと思います。


ユウガギクかノコンギクかそれとも。。野菊の分類はよーく調べないとわからないので難しい。花はとにかくハッとするほど美しい。


Uターン。どこまでも続く放棄水田。なんとかできたらどんなに良いか・・。行きは足元ばっかり見ていたので、帰りは見上げながら。

 

クサギやこちらのガマズミの実がよく目立ちます。秋の実とたくさん出会えるこれからの季節が楽しみ。


エビヅルの果実がたくさんぶら下がってる!一房いただいてきました。漢字で書くと葡萄蔓、ブドウの仲間です。


食べられるところはほとんどないんですけど、甘酸っぱくてとても美味しい。まさに葡萄という姿形。ちなみに秋の味覚として有名なヤマブドウは寒冷なところに分布するため、千葉には残念ながら自生していません。エビヅルの果実を集めてジャムぐらいは作れるかなぁ。