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柿蘭と視聴覚

 

夜な夜な図面をいくつか書きつつ朝。
お待たせしてしまっている案件もいくつか・・。


気分転換に薮を漕いで湿地へ。
ムラサキミミカキグサなども見られる素晴らしい環境が残っているところ。


花がみられたノハナショウブとカキラン。

ノハナショウブは園芸植物として馴染みのあるハナショウブの原種となります。千葉県では重要保護生物となり、自生地が失われつつある湿性植物のひとつ。

カキランはかつて千葉県各地で沢山観察されたそうですが、生息地ごと失われつづけ、2000年以降確認される自生はわずか4例のみだそう。絶滅危惧IA類にあたる最重要保護生物となります。


気分を変えつつやってきました「視聴覚」クロージングライブ。

えびちゃんとHYOZOによる野流のライブ、あんまり見られなかった。。


ライブ中はゴヰチカへ移動。店内を見たいというtorameのお二人とKei Nojimaと集い、お店のボロさから安房地布(じんの)の奥深さまで、色々とお話していました。
みなさんとっても面白い。写真は藍染ダルマ。


そして、一度見てみたかった帯化のライブ、というかお祭りを拒絶したお祭り。
ロックでもフォークでもない異形の祭事でした。いわゆる意識の高さ的なのとは違う方を向いていてちょっと恐い。

ライブ終了後、電気も水道もない隣の埃っぽい空き部屋で、HyozoとKei Nojimaも交えてふわーっと始まった即興セッションも凄く良かった。

最後は会場に戻り、新・廃仏毀釈という曲にて終了。


ジャンルも音も全然違うのだけど、高校生の時にCock Roachというバンドのライブをよく観に行っていた感覚をふと思い出しました。


京葉画廊の企画展「視聴覚」はこれにて終了。


Kei Nojimaによるコラージュアートが施されたカセットテープを最後に購入しました。
お店のお宝として大切にします。