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新井みせスタジオ再訪


"裏"高滝の一端、市原市新井にある新井みせスタジオを訪れました。昨年末にHYOZOとともにお手入れに伺って以来です。あの時の衝撃のままの佇まい。確認と打ち合わせ。


その時はまだ片付いていなかった母家はきれいになり、開宅舎管理のもとゲストハウスとして見事に生まれ変わっていました。現在チェコから来日中のBILLOWはここで収録&宿泊。昨日のイドクボンガと全く同じ、ザ・上総の民家な間取り。


スタジオの主は岡さん。きっかけは毎度のkurosawa kawara-tenの黒澤さん。個人的に以前から宮内優里さんの音楽が好きだったのですが、何かの話の中でそんな宮内さんを宮内くん呼ばわりして友達ですよ〜なんていうことを聞いて衝撃受けて、なんなら市原市にスタジオが完成して、そこで収録していましたよなんて話を聞いて更に衝撃を受けて、紹介してもらっての出会いです。


その時に見た動画がこちら。新井みせスタジオ一発目ですね。正直ゴヰチカとして何度かアプローチしつつも未だにお会いできてすらいない宮内さん。いつか自然体な形でお会いできたら嬉しい。

宮内優里
https://miyauchiyuri.com


よくよくお話を聞いてみれば多方面で活躍するものすごいクリエイターの岡さん。宮内さんも古くからの友人とのこと。今回、その岡さんに直球相談。BILLOWのライブが決まってツアースケジュールを見ると、ゴヰチカ以外はちゃんとした?ライブハウス。ゴヰチカがかなり浮いているので、さらに浮かしてみようと、あれこれできないかという流れから快く調整いただくことになりました。


植木屋的にはお庭の提案などもさせてもらっているけど、そこから良い意味で引き算の形も浮かびました、いつか実現できたら良いなと思います。


事務所に戻りつつ、ちょっと思い出して寄り道。以前に山道を無理やり歩いた際に見かけた滝が気になって確認へ。改めて見てみると時期のせいか水はチョロチョロ。茂る葉っぱと花はタマアジサイ。


堰と水神の祠。道を繋いで祠の裏から山に入り音信(おとづれ)山を目指しました。
↓はその時の道のりです参考にどうぞ。

 


ちょっと植物観察。花もよく咲きつつその名前らしいタマアジサイの蕾を一枚。傍にはクサアジサイもぼんやりと花を咲かせる。ともにアジサイ科であり花の見た目も似ているけど、それぞれ樹木と草本という大きな違いがあって意外と遠縁。


山際につるをからませてモリモリ花を咲かせているボタンヅルとセンニンソウ。遠目から見ると両者はよく似ています。明確な違いは葉っぱでしょうか。ボタンヅルは平地よりも山がちなところで多く見られる印象。


圏央道わきの湧水滴る良い感じの斜面。ツリガネニンジンやシモツケの花がちらほらと見られました。シモツケはしょっちゅう出会う植物ではないけど、晩春から今頃にかけて咲く花がよく目につきます。


割と驚きの出会いのヒルムシロの仲間。四方をコンクリートに囲まれ道路から5mはある深さの貯水池の水面にモサモサと浮葉が茂る。近づくことができずこの写真が精一杯。あたりの水辺を探してみたけど、見られたのはここだけでした。機会があれば間近で観察してみたい。


ちょっと歩くと入りたくなる山や川。写真は新井みせスタジオのすぐ脇を流れている小草畑川(吉沢川)です。山川行はなんだかんだ遠征したくとも毎年叶わず。近場だと妙義が楽しいのでまた行きたい。でも、千葉県内にも行ったことがない&面白そうな場所は数え切れないほどたくさんあります。


こちらは今年歩いて特に面白かった一人ビッグサンダーマウンテンの田代川や坪井沢など。トンネル探しにまた行きたい。